零下23度の風景


 デジモナさん、こちらのイワツツジはピンクっぽい色ですが、そちらのはまるでリンドウのような濃いブルーで

すね。

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 アメダス美幌によると、昨日朝7時の気温は-23.2度でした。内陸部ではもっと下がったこともありましたが、

今年の美幌では、これまでの最低気温です。その時刻わたしは、厳寒期の田園風景を求めて、近郊に車を走ら

せていました。

 太陽はもう藻琴山の稜線から顔を出していますが、まだ地上は薄暗さを残しています。厳寒期の朝は、雪原風

景がとても端正で、少し移動するたびにまた撮りたくなります。川筋でもうもうと湧く霞が、背後から低い陽の光を

受けると、ピンク色に染まります。

 今年の一月は晴天が多く、しばらく雪かきもしていません。昨日は風もなく、気温の数字ほどには寒さを感じま

せん。それに浮かれて、まだ流氷は来ていないと分っていながら、陽が高くなってから能取岬へ。予想通り望遠

レンズでも白い線は捉えられないけれど、沿岸では凍結が始まっていました。波が重いジャム氷に抑え

られ、打ち寄せる音も穏やかです。凍りはじめた海の写真も、そのうちに披露します。