燃える雲


 デジモナさん、サロマ湖で遠い氷と水の境目にいたアザラシ、北浜ではるか沖の流氷上で群れていたオオワ

シ、見えているけど、撮っても個体がほとんど識別できない距離。この2回は、超望遠レンズがあればと口惜し

かったので、何年か前のことなのに覚えています。でも、わたしのカメラの画素数ではレンズだけよくてもね。

それに三脚も、もっとがっしりしたのでないと。何より、飛んでいるのを望遠の狭い視野で捉えのは、今の倍

率でも5回に4回は失敗するウデだし。まあ、できる範囲でトライするしかないですね。

 
 そらさん、初めてこちらに来た年、土手でワシを見たとき、信じられませんでした。知床あたりにいるだ

けと思っていましたから。町の人も美幌川にワシが来るなんて、誰も言ってくれませんでしたし。地元の

人には、特別なことという意識はなかったようです。

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 晴れた日は朝と夕方、美幌川の土手からこんな燃えるような雲が見られます。茜雲は他の季節、他の場

所にも現れます。冬は陽光の勢いが衰え、空はオホーツクブルーがあざやかさを失い、外に出れば雪の

白が圧倒的です。それであざやかな色に目を奪われやすいのかな。

 土手歩きの回数が増えるのも冬です。春夏は咲き出す花や萌える緑を求め、秋は色づく風景を探し

て、頻繁に遠出します。冬は凍結道路の長距離ドライブが億劫。家から歩いて行け、霧氷やワシなどに

会える川沿いの道を、よく歩くことになります。

 流氷が来れば海際にも出かけますが、今年は到来が遅れています。