能取湖のオジロワシ


 デジモナさん、オジロもこれから何度かカメラにおさめられると思いますが、快心のショットは難しい

です。今年は飛び立つ瞬間の、羽を広げたところを捉えたいのですが。

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 大晦日の昼ごろ、岬から帰る途中、能取湖沿いの道を走っているとき、ふと目を上げたら頭上の枝にオジロワ

シが止まっていました。圧雪の路肩に停車し、フロントグラス越しに一枚(二枚目)。できるだけ静にドアを開け、

外に出て一枚(一枚目)。シャッター音が気に入らなかったのか、そこで飛び立たれました。一瞬見失って、飛び

立つ瞬間の撮影は失敗。もう一度ファインダーの中に捉えたときには、もうかなり遠ざかっていました。またのチ

ャンスを期待したのですが、クエクエクエという鳴声に気づいて止まってみたものの、近づく前に消えまし

た。

 美幌川でも何度か鳴声は聞きました。川端に住む人が、先月のうちに、何度か姿を見たと言っていま

した。昨日の夜明け時刻は曇っていたので、初日の出を撮りに行きませんでした。テレビで実業団駅伝

が始まるころから青空が広がり、昼ごろにはうららかないい天気に。内窓を開けて空を見たら、カラスが

飛び交い、上空には鳶が舞っています。その中に一羽、尾の先が鳶とはちがう形のが混じっています。

ほとんど点のように小さいのですが、何とか一枚だけ撮りました。拡大してみると、尾だけでなく風切り

羽の一部も白。オオワシです。

 3時ごろだいぶ低い位置を通り過ぎるのが見えたので、外に出て、土手に上がってしばらく待ったけれど、ダメ

でした。うっかり着込まないまま飛び出したら大変な目に会うので、気付いてから外に出るまでに2,3分はかか

ります。たいていこの間に見えなくなって、口惜しい思いをします。オジロもオオワシも、姿を見たり声を聞いた

りはしているのに、なかなかちゃんとは撮れません。まどろっこしいけれど、不意打ちのような出会いに

期待して、準備を整えまめに外出するしかないですね。