薄氷の摩周湖



 そらさん、日平均気温が氷点下の日が続き、美幌は氷雪の季節に入っています。積雪量はわずかだけれど、

庭にも道路にも、終日凍結している場所があります。昨日の新聞によると、早くも釧路でバスのスリップ事故が

起きたとか。


 デジモナさん、イソヒヨドリは見たことがありません。日本野鳥の会のウエブページ・BIRD FANでは、鹿児

島でも撮影はカウントされていませんでした。神奈川が23で最多、熊本の9がそれに次いでいます。

 暑いの、特にコンクリートアスファルトの照り返しと湿気、が苦手なわたしには、初めから北海道が移住先

の候補でした。家や車の中は暖房が効いています。突然だと驚きますが、季節が移ろう中では、-20度を超す

外気温にも体が順応していきます。

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 11月27日、降雪前の摩周湖です。もう川湯側からの道路は冬季封鎖されています。弟子屈市街方面から入

り、第一展望台まで行くことしかできません。よく晴れた日です。雪化粧の斜里岳を背景に、青い湖面が静まり

かえっています。緩やかな起伏はあるものの、さざ波は立っていません。

 望遠レンズで水面を覗きました。どうやら薄氷が張っているようです。あちこちズームアップしてみると、摩周岳

に続く尾根が陰を作るあたりに、氷が白く輝いています。中央部のうねりもとてもゆっくりしています。表面にでき

たジャム状の氷が、水面下の水の動きを抑えているようです。

 そのうちに固い氷が湖面全体を覆いつくします。再びさざ波走る水面を見ることができるのは、4月も半ばを過

ぎてからになるでしょう。