冬待つ田園
デジモナさん、最近は超広角レンズが大活躍ですね。一眼レフに変えられたのかな。わたしも以前広角も使
っていましたが、何年か前に阿寒湖に落として、拾い上げたものの修理不能でした。それ以来買えないでいま
す。
そらさん、節食のつらさ、同情します。写真の後でそのへんにかかわる話題を少し。
こちらの田園も晴れた日には、空の青、麦の緑、収穫の済んだ畑土の黒、枯れ草の明るい茶色があざやか
で、まだ晩秋の雰囲気です。いまでも天気の悪い日には初冬を感じますが、氷雪の季節が長い土地柄
なので、白が主役にならないと、ほんとうの冬ではない気分です。でも、昨日のフリペに常呂川で撮った
食の話題 4 常識を疑う
① 肥りすぎは体に悪い。② 肥りすぎの原因は食べすぎ、なかでも動物性脂肪が一番の悪者。これ
がほとんどの医者や素人にとって常識ですよね。①はわたしも信じていますが、②は疑うようになりまし
まず体験から。何年も前から、病院の検診で、糖尿病の境界、あるいはもう始まっているとか、血中脂
肪濃度が高すぎるとか指摘され、カロリーコントロールの真似事をしたり、運動量を増やそうと努力したり
していました。でも、空腹になると、手足の震え、めまい、悪寒などの、低血糖と思われる症状が出るの
で、節食には限度があります。そして運動は、頚椎と腰椎に椎間板ヘルニアがあって、思うようにはでき
ません。それで、主食のデンプン質をやめ、代りに魚、肉、脂肪などを食べられるだけ食べる、糖質コント
ロールを1年前に始めました。その結果、体重が2,3キロ減り、血糖値と血中脂肪値が平常値かそれ
に近いところまで下がりました。いまのところ、リバウンドはありません。
わたしも②の常識にすっぽりはまっていたので、糖質カットが話題になり始めたころ、よくあるインチキ
臭い民間療法の一つではないかと疑っていました。やってみて効果が出てからも、いまに脂肪過剰によ
る異常が出るのではないかと、心配していました。まだその兆候はなく、②を信じていたので、むしろな
ぜないのかが疑問でした。
そこへ雑誌の記事です。1世紀ほど前から肥満の原因はカロリー過剰ではなく、ホルモン(インシュリ
ン)だという、異説があった。だけど②が強力だったため、ペテンみたいな異端説とされ、注目されること
はなかった。筆者らは両説を厳密に科学的な手法で検証する準備を進めているが、始めてから結果が
出るまでに3年はかかる、と書かれていました。そこに紹介された異説の論理が、わたしの体験をきちん
と説明しているような気がして、いま②の常識に対する疑問が強くなっているところです。
長くなったので、異端説の内容は次回に。