山々のシルエット

 デジモナさん、海釣りに行かれたとか。ちょっとうらやましいような。こちらでは鮭釣りが盛んで、80歳を超す

隣家の人も、秋を待ちかねて毎年奥さんといっしょに出かけています。連れて行ってと頼めば同行できると思

うのですが、2,3キロを超す魚と格闘する体力に自信がないので、諦めています。

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 10日ほど前、屈斜路湖周辺の高台から見る山々は、黒っぽいシルエットでした。それから今日まで美幌では

何回も雨が降りました。山では雪だったのではないでしょうか。ようやく先日冬タイヤに交換してもらったので、

峠越えもできます。今度晴れた日に近くで見るときは、白く輝いていると思います。


                   食の話題 2  カロリー表示を疑え

 糖質コントロールをはじめる前、わたしはカロリーコントロールで血糖値の異常を防ごうと、長年努力してい

ました。だけどなかなか効果が出ず、じりじり体重が増えて。今回「日経サイエンス」12月号の食の特集にあ

った記事で、その理由に思い当たりました。

  記事によれば、食品に表示されていたり食品交換表に示されていたりする、カロリー表示は間違いだらけ。

食品中の糖質とたんぱく質1グラムのカロリーを4キログラム、脂肪を9キログラムとする計算が、各人の体が

実際に消化して吸収するカロリーに当てはまらないからです。

 加熱や調理で素材から体内に吸収されるカロリーに大きなちがいが出る。吸収量もだが、消化自体で消費

されるカロリーも、腸の長さや消化器内細菌叢の種類や量で異なる。カロリー計算を改善する試みはある

が、それらの細かなちがいをすべて考慮した完全な計算はまず無理、そう書かれています。

 わたしの体は、標準より高い効率で糖質を吸収するのかもしれません。ま、いずれにせよ、「科学的」みた

いに言われていても、流通している常識をそのまま信じるのは危険ですね。「摂取カロリーのうち、消費カロ

リーを上回る分が脂肪になって、それだけ体重が増加する 、なんだか質量不変の物理法則に通じるみ

たいで、一見科学的じゃないですか。医者の中でもそう思っている人が多数派で、それで日本医師会

も、「糖質カットは推奨しない」って言ってるんじゃないかな。この話題は、また別な日に詳しく。