硫黄山の噴煙


 デジモナさん、九州は北海道より人口密度が高いから、車もスピードを出せないのでしょうね。時速25キロで

1時間以上だと、こちらの道路に慣れた今のわたしなら、キレて暴走してしまいそうです

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 あまり日射しが強くない晩秋の日、黒い山肌を背景にした明るい噴煙が際立ち、こんなに多くの噴気孔があっ

たのかと、あらためて驚きました。もう少しすると雪で山全体が白くなるので、これほどは目立ちません。ここは

屈斜路湖にほど近い、硫黄山です。アイヌ語名はアトサヌプリ。裸のという意味の「アトゥサ」と山の「ヌプ

リ」から来ているとか。

 標高は512メートルと低いけれど、カルデラ湖である屈斜路湖の外輪山の一つでしょう。湖畔には温

水湧出地が、今すぐ思い出せるだけでも、7箇所はあります。一帯が上昇するマントルの上に位置する

ホットスポットなのでしょうか。阿寒湖周辺にも活火山があります。屈斜路湖摩周湖を含む、広い阿寒

国立公園全体が、地獄の釜の上にあるのかも。