水鳥の楽園


 デジモナさん、人口密度ではなく地形のため、九州では車がスピードを出せないのですね。たしかに、オホー

ツク地方で最も人家が密集している北見の市街地でも、国道に並行する幹線を、信号のある交差点以外、ほと

んどの車が60キロで通行しています。

 青空に赤い社殿、色合いがあざやか!

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 ネットで一瞬に情報が得られる時代です。学校では、知識暗記勉強からの転換が進んでいるのでしょうか。そ

れはともかく、今ラムサール条約をあらためて検索してみたところです。日本語の正式名称は、「特に水鳥の棲

息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という、長たらしく覚えにくい表現だったのですね。今日の写真

の濤沸湖は、道内の他の五箇所とともに、2005年11月8日に登録されています。

 10日前の濤沸湖では、登録地にふさわしく、たくさんの水鳥の姿がありました。白鳥は尻を水面から

突き出して、しきりに餌を漁っています。黒かったり白っぽかったりする、カモの仲間らしい鳥の数は相当

なものです。おなじみのカモメもアオサギもいます。カワウらしいシルエットもあるけれど、遠目の立ち姿

がよく似ているアオサギかもしれません。

 新型インフルの脅威が問題になって餌やりが禁じられてから、白鳥公園の岸辺に鳥たちが押し合いへ

し合い集まる光景は見られなくなりました。少し寂しい気もするけれど、いまの濤沸湖がより自然に近い

のでしょうね。二月の厳冬期にはここもほとんど凍結して、鳥たちの姿が疎らになります。温水が湧く屈

斜路湖や、本州の開いた水面がある地域へ移るのでしょう。