岬の海に白い波
日向夏さん、一面に広がるコスモス、きれいですね。
デジモナさんは、労をいとわずコメントを下さる、ありがたいブロ友です。
エゾリスは何度かアップしました。今年は春に、森の木の高い梢で遊ぶ何匹かを。
デジモナさん、鹿児島アリーナの楓、こちらの9月末から10月初めころを思わせる色づきですね。
晩秋のオホーツク海を走る白い波です。能取岬で撮りました。このあたりは引き潮になると、あちこちの水面に
岩礁が現れ、魚を狙う水鳥の足場になります。浅い岩の海底が沖に向かって伸びていて、平らな白波を作り出し
ているようです。
最初の一枚で手前に頭が写っている岩は、岬の崖の根元から海に向かって突き出しています。オオワシ、オジ
ロワシ、トンビがここで辺りを睥睨している姿を、これまで何度も見ました。ワシは警戒心が強いので、少し近づく
と飛び立ち、なかなかうまく撮れませでしたが。この日は季節が中途半端だったためか、カラスさえ止まっていま
せん。
もうすぐ海氷の季節が来ます。気温が氷点下二桁になる日がしばらく続けば、海面にみぞれ状の氷ができま
す。それが波によって岸に吹き寄せられ、崖下で蓮の葉状の平たい氷塊になり、つながって沖へ伸びていきま
す。年が明けて、北からはるばる流れ下った流氷と合体すると、氷海の出現です。
冷たい海風に身を晒して走る白波を眺めていて、頭のなかで氷が主役になった海と二重写しになりました。
さて今期はどんな風景を見せてもらえるのでしょう。