終わり間近な美岬牧場
タムラ、葉があるとハマボウフウは見分けやすいのですが、花だけだとエゾノシシウドやエゾノヨロイグサにも
似ているような気がして。どちらも、夏の花期ならもっと背が高いし、ハマボウフウも花が豊だけどね。
デジモナさん、読みを付けなかったので熊と見間違えられました。下にれっかのない能に取が付いて、のとろ
と読みます。アイヌ語でノッ(岬)+オロ(~のところ)からノトロ。それに漢字をあてた地名のようです。この岬にも、
春の早い時期に熊の出没が報じられた年もありました。
晩秋の気配が漂う能取岬に、まだ牛と馬が残っていました。ここは網走市が営む季節共同牧場です。若草が
萌えると農家から預かって、雪が来る前に帰します。早い季節ならもっと数が多いはずですが、ずいぶん少ない
ような。天気が悪ければ牧舎に入っているとも考えられるけど、この日は風が穏やかで、陽も射していました。も
う引き取った農家が多いのかもしれません。