色のやさしい深い森


 デジモナさん、ドクターヘリは、アメリカのドラマでよく見ましたが、日本でもだんだん増えてているようで

すね。

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 オホーツクの森。これは普通名詞ではなく固有名詞。北見市街地近くからオホーツク海の近辺まで広がる、40

00ヘクタールの国有天然林です。車で入れる林道が縦横に走り、振動の激しい悪路を我慢すれば、一般人も

通行できます。最高地点で標高386メートルの、緩やかに起伏する低地林なので、紅葉するのは道内では最終

期になります。

 一週間前、この森へ行ってきました。去年は、はっとするような赤い楓がたくさん目に付いたのですが、今回の

メインは緑と黄色のシンフォニー。やさしい色合いです。国有林に入ってから抜けるまで、走行距離は30キロ弱

でした。樹齢250年から400年と言われる巨木も少なくない、深い森です。しっかり味わいたくて、ゆっくりゆっく

り走りながら、ときどき車を停めて、撮影したり少し歩いたり。

 たいていの道は行き会う車がないので、道の真ん中に停めてもだいじょうぶです。この日も入ってから出るま

で、車も人もまったく見ませんでした。毎年何回か行きます。それでもまだ通ったことのない道が何本もありま

す。抜けた後の行動予定にもよりますが、今後も、できるだけ新しい道をたどるつもりです。ときどき道標が目立

たない分岐点があります。でもまあ、どの道を行っても、最後には森の外に出れるでしょう。