真っ赤なサンゴソウ


 デジモナさん、黄色い稲穂と赤い彼岸花。昭和の田園風景みたいですね。北海道の稲作地帯は、広く整然と

区画された、無機的なところが多い気がします。

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 1

イメージ 7

 にぎやかな色彩の秋は、山だけでなく平地の水辺にも広がっています。能取湖サロマ湖、コムケ湖など、オ

ホーツク海岸の汽水湖には、サンゴソウが赤く染める岸辺がいくつかあります。本来の名称、アッケシソウの元

になった厚岸湖では衰退しているようですが、こちらの自生地の色づきは今年もあざやかでした。

 キムアネップ埼、ワッカ原生花園能取湖西部のサンゴソウを廻って帰りましたが、一番有名な卯原内には立

ち寄りませんでした。入り口まで車がいっぱいだったこともあるけど、今年の回復はまだ3割ほどとのことで、黒く

立ち枯れたところを見たくなかったので。

 5枚目のワッカ原生花園の写真だけ少し黒っぽく、キムアネップ埼で撮った他の写真よりくすんでいます。こ

れからあざやかさが増すのかも。ここは毎年土を掘り返して、埋もれた種を表面に出し、広がりを促す努

力が行われています。キムアネップ埼は人の手が入っているようには見えませんでした。