ツリガネニンジン青と白


 デジモナさん、白い彼岸花があるのですね。はじめて知りました。ウチの庭ではラベンダーの花期は終わって

いますが、7月に摘んでぶら下げたドライフラワーに、まだ香りが残っています。

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 ツリガネニンジンという名前の前半、ツリガネの由来は花の形を見ればわかります。後半のニンジンは、かの強

壮滋養薬、朝鮮人参の仲間だから。これは最近知りました。ツリガネニンジン自体も根は、強壮作用こそないも

のの、せき・たん・疥癬に効用ある薬草なのだとか。春の若芽は日本のほとんどどこでも食用にされた山菜で、

そのときの呼び名はトトキ。「嫁に食わすな」という俗謡があるほど、美味なのだとか。わたしは食べたことがあり

ませんが。

 ワッカ原生花園の、ネイチャーセンターに近い草原で、あちこちに群れを作っていました。写真二枚目では、横

に張った枝からたくさんの花がぶら下がっています。昔お祭りの会場で、こんな形に提灯をずらーっと並べた仕

掛けを見たことがあるような。実体験じゃなくて、映画だったかも。たくさんあった花は青ですが、白いのも見つけ

ました。白をクローズアップしてみると、紙かなんかの作り物みたいで、鐘の感じじゃなくなりますね。