エゾフウロ


 デジモナさん、いま寒くて、着込んでパソコンに向かっています。いく筋も落ちる滝の写真を見ていたら、いっそ

う冷え込んだような気がして、足元暖房のスイッチを入れました。

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 フウロソウの仲間はたくさんあって、日本でも全国的にどれかは見られるみたい。今日の写真はそのなかの一

つ、エゾフウロです。わりあい花期が長く、ワッカ原生花園では9月まで咲いています。小清水の太平洋に面した

草原で、6月に見たような。3ヶ月以上は北海道のどこかで咲いているのでしょう。

 名前にエゾが付いています。東北から北海道が主な分布地。ハマフウロがよく似ているそうですが、北海道で

の分布は日本海側が多いようなので、こちらで見かけたものはエゾフウロと言っておけば、たいてい当たるもの

と。われながら、いいかげんですね。

 同じ属にゲンノショウコがあります。これはウチの庭や空き地などに、旺盛な繁殖力ではびこって、わたしが目

の敵にしている雑草の一つです。花は小さくてひねこび、エゾフウロほどの魅力はありません。子どものころ、産

婆だった祖母が摘んで、乾燥させ、せんじ薬に使っていました。