初秋のワッカ原生花園
デジモナさん、迫力のある滝ですね。赤くなりかけているナナカマド、南国にしてはずいぶん早いのでは?
花園という言葉にはっきりした定義はなく、自生する花の多い湿原や草原を、観光関係者が○○原生花園と命
名するようです。北海道にはあちこちにあります。自然の花園でも、山のお花畑は原生花園と呼ばれず、多く
が海岸草原です。原生花園の名が付けられてもほとんど整備されない、ただの薮のようなところもありま
す。またその名のない海岸草原でも、花のきれいな場所もあります。
ずっと長い遊歩道があります。海近くまで行って、そこから西に向かうだけでも片道4キロ。あまり行く人
はいませんが、東にも道が伸びています。その距離のため、観光客の多くが自転車を借りて回ります。
でも最近わたしは、自分の足で歩くことにしています。自転車だと、じっくり眺めずに通り過ぎるところが
多すぎるからです。
もっと花の密集度が高い原生花園は他にもあります。ここの魅力は草原のスケールが大きいこと。今
日の写真が、いくらかそれを伝えられたらいいのですが。最後の二枚に見えている水面は、サロマ湖の
栄浦地区です。オホーツク海の水面は、また別にアップします。