うすく色づくサンゴソウ
デジモナさん、温暖化はすでに始まっていて、後戻りさせることはできず、進行をどこで止めるかが課題のよ
うです。
スベリヒユは庭で作物といっしょにはびこっています。けっこうきれいな花だったのですね。毟らずに咲くまで
残してみましょうか。悪天候を理由に草取りをサボっていましたが、怠ける口実がもう一つできます。
8月下旬にはサロマ湖畔のサンゴソウがうっすら色づいていました。花ではなく、サンゴに似た枝分かれをする
植物体全部が赤くなります。まだ先のほうだけだったので、全体がうす色です。燃え上がるような真っ赤になるの
は、今月下旬でしょうか。
数年前までは、サンゴソウと言えばまず卯原内の能取湖畔でした。地元関係者がさらに改善しようと手を加え
たのが裏目に出て、黒く枯れる病が広がりました。一昨年は行ってみましたが、あまりに無惨なので、去年は行
きませんでした。専門家の指導の下で、回復の努力が続いているけれど、今年も最盛期の状況からは遠いよう
です。
わたしはサロマ湖畔のキムネアップ埼にある群生地が好きです。実際にはどうなのかわかりませんが、周りの
風景に開放感があって、自然に放置されているような雰囲気が感じられるからです。今日の写真で初めの4枚は
ここです。残りの2枚はワッカ原生花園。こちらは関係者が毎年努力して増やしています。