今年のコスモス

　デジモナさん、ノカンゾウがきれいですね。北海道にはない花のようです。あるのはヤブカンゾウとエゾカン

ゾウ（ゼンテイカ、エゾキスゲ）で、オホーツク地方では７月に終わります。

　玄関脇のコスモスが、８月半ばに咲きはじめ、このところ最盛期です。春に草取りをしたとき、庭のあちこちから

芽を集めて、ここへ移しました。種が風に乗ってどんどん増える、繁殖力の強い植物のようです。越してきた当時

は、ほおっておけば裏庭全体を埋め尽くす勢いでした。毎年一ヶ所に集める他は毟っていたので、裏庭はようや

く少なくなりました。空き地に面した東の通路は、チューリップ、タイヤーズカモミールの後をうけ、いまはコスモス

が我が物顔。ここは暑くなってから草取りをサボったので。

　今朝３時に美幌アメダスは気温１３度ちょうどを示していました。ウチのなかは２０度ほど。数年前ならとっくにス

トーブを焚いています。もともとこちらの人は、夏でも気温が下がればストーブを焚くのに抵抗がなかったようで

す。かつては、北海道では冬の家のなかを半袖で過すと言われました。それも昔のこと。いまは灯油が高くなっ

たので。わたしもまだひざ掛けや毛布で凌いでいます。しばらくこんな気温が続いて、ようやく体が慣れてきたと

ころです。