#春

霞む雪山

3月10日 摩周湖第一展望台 屈斜路湖を挟む対岸の山の山はまだ冬の装いです。特に阿寒の山々はしっかり雪に覆われていま す。順光なので本来は雄阿寒、雌阿寒、阿寒富士の真っ白い姿がくっきり見えるはずですが、早朝の 靄が邪魔をして、雄阿寒はまったく…

摩周湖を囲む山々

3月10日 摩周湖第一展望台 一枚目と二枚目はかつて第二展望台が置かれた峯です。朝焼けを受けてかすかに色付いていま す。今は遊歩道もありません。三枚目の岩峰は湖を取り巻く湖岸の最高峰、摩周岳です。第一展望 台から登山道はありますが、労多くして…

たくましい木々

そらさん、寒さはずいぶんやわらぎました。零下になってもせいぜいが-5度前後だし、昼はプラスだ し。高い摩周湖岸でもあまり寒く感じませんでした。 3月10日 摩周湖岸 けっこう標高もあるし、屈斜路湖と摩周湖に挟まれているし、釧路平野・釧路川からの…

摩周湖の朝雲 その二

そらさん、朝陽も夕陽もきれいですが゛、その時間にそれなりの場所にいないと撮れなくて。朝陽はウチ の窓からでも見えますが、ほんの部分的です。美幌川土手に登れば、ある程度広く見えるけれど、いく らか陽が高くなってからです。 3月10日 摩周湖第一…

山はまだ冬

3月10日 国道243 屈斜路湖付近 美幌の街は花も芽吹きもまだないけれど、気温はすっかり春めいて路面も開いています。屈斜路湖 付近の国道から眺める山々はまだ冬です。たいした高度ではないのに、常緑樹以外はまだまだ雪山 の雰囲気。でも今年3月のオ…

久しぶりの新雪

3月12日 ウチの周り 2月の途中からずっと雪かきはせずにすみました。昨日の朝は3週間ぶりくらいでしょうか。汚れた 雪景色が化粧を直し新鮮でした。枯れ枝に雪花も咲いています。だけど春の雪。昼過ぎの道路はび しゃびしゃの濡れ雪が残るだけになって…

摩周湖道の日の出

3月10日 家を出たのが朝5時過ぎ、美幌峠を越え弟子屈町市街に近づいたのがちょうど6時頃。東の西別 岳稜線から太陽が覗いているのに気づきました。そこで一枚。少し走ってまた一枚。国道を離れて摩 周湖への道に入り、2カ所で一枚ずつ。最後の一枚では…

雪融けを待つ田園

3月6日 美幌北部郊外 今年の美幌はずいぶん春が早く感じられまいが、それでも農家の人々はさらに早く畑の雪が消え てほしいのでしょう。黒い融雪剤が散布された畑が多く見られます。さらにその上にトラクターで雪が 掘り返されている場所もあります。ウチ…

まだらな雪融け

そらさん、富良野・美瑛の田園風景が有名ですが、北海道は市街地を離れればいたるところに田園 風景が広がっています。カラフルな農家や作業棟がそのアクセントになるのは共通です。 3月6日 美幌せせらぎ公園 せせらぎ公園を流れる魚無川は川面の多くが未…

農家のある風景

そらさん、能取岬から海氷を眺める季節も終わりました。4月初めまで流氷が残る年もあるのですが、 今年は早々に知床半島羅臼側に移ってしまい、網走―ウトロの海岸には浮氷しか残っていないようで す。 3月6日 美幌町北部郊外 美幌町は網走川や美幌川の段…

魚無川未だ開かず

3月6日 美幌せせらぎ公園 今月に入ってからも雪は降らず、昼はどんどん雪が融け、平年より1カ月早く春めいてきています。 それでも魚無川はまだ閉じているところも多く、春の小川のせせらぎは聞こえません。フキノトウが 顔を出すまでにはもう少しかかり…

エゾノコリンゴ

6月3日 釧路湿原ビジターセンター脇 美幌ではすでに咲き終わった花です。やはり釧路湿原は北網地方より春が遅い ようです。湿地を貫く木道の入り口にあるビジターセンター脇にある林の端に白い 花群れが目立っていました。 このところ寒い日々が続いていま…

ハナタネツケバナ

6月3日 釧路湿原温根内 タネツケバナはありふれた田んぼの雑草で、日本全国に分布するとか。写真で 見るといかにも雑草然としていて、特に撮りたいとも思いません。この花が咲いた ら種籾を水に漬けて苗代に蒔く準備をする季節だ、というのが名前の由来だ…

ヒメカイウ

6月3日 釧路湿原温根内 水芭蕉のミニチュアのようなヒメカイウ。たくさんあるのでいつでも撮れると思っ て歩いていたら、そのうち他の花に気をとられ、整理してみたら結局三枚だけでし た。漢字にすると姫海芋。小さいという意味のヒメ、芋のような根茎で…

湿原のイソツツジ

6月3日 釧路湿原温根内 少し時季が早すぎたようです。三枚目のような蕾の方が多く、咲いた花はちらほ らというところでした。まあ、川湯のツツジが原に比べれば、いかにも「荒野に咲い たけなげなツツジ」がここの持ち味なのですが。

ミツガシワ

6月3日 釧路湿原温根内 気品のある花です。わたし以外にもこの花のファンはいるようで、木道に立った り屈み込んだり身を乗り出したりして、一株だけを執拗に撮り続けている人を見 かけました。 湿原は少しずつ遷り変わります。かつてミツガシワの花が一帯…

コツマトリソウ

6月3日 釧路湿原温根内 湿原に生える小さな花です。慎ましやかにひっそりと咲いています。少し時季が 早かったかな。二つしか見つけられませんでした。これからだんだん数が増えてい くでしょう。 今朝は暖房をつけています。一昨日までは扇風機が大活躍で…

猿猴草

6月3日 釧路湿原温根内 もう終わっているかと思っていましたが、まだ咲いていました。雪融け後の湿原を 鮮やかな黄色で賑やかに飾り立てる花です。エンコウソウという名前の由来が気 になります。猿猴というのはテナガザルのことで、長く匍匐する花茎をそ…

コンロンソウ

6月3日 釧路湿原温根内 探勝路のなかでも丘の裾に当たる軌道敷跡の丘側に咲いていました。奥に入る ほど株の数も大きさも増してきます。もともと山林の湿り気の多い場所を好む花で す。かつてオホークツの森の探勝路で、大量に咲いているのを見たことを思…

まだらな湿原

6月3日 釧路湿原温根内 前回(4月12日)よりは緑が増えていますが、灰茶色も多く、湿原はまだら模様 です。ヤチボウズにはふさふさの若葉が伸び、もう坊主ではありません(羨まし い ! )。それでも、芦だか茅だかわかりませんが、灰色で背の高い枯れ茎が残…

ほんとに「オオバナ」

6月3日 釧路湿原温根内 昨日アップした、ところ遺跡の森で撮ったオオバナノエンレイソウは、大花と言う には小さすぎました。今日のは駐車場から温根内の釧路湿原探勝路に続く階段 の両脇に咲いていた同じ花です。これはけっこう大きくて、これなら「オオ…

群れるオオバナノエンレイソウ

5月23日 ところ遺跡の森 遺跡の森では大きな群落ができています。今の時季、あちこちで見る花だけれ ど、これほどの群落は多くはありません。 ところで、葉が大きいからでしょうか、花は「おおばな」と呼ぶには地て小さく感じ られます。紫の花をつけるエ…

エゾネコノメソウ

5月23日 ところ遺跡の森 遺跡の森で一か所だけ大きな群落を作っています。花としては何だか変わった 感じがするのは、花びらがなく黄色い萼がその代りをしているかにかな。呼人探 鳥遊歩道でも見かけますが、ごく小さな群れです。種がちがうような。ネコ…

若緑の森

5月23日 ところ遺跡の森 今朝は二度寝をしてしまいこんな時間になってしまいました。薬の副作用による 眠気はますます強くなるようで、夜10時間昼2時間があたりまえになってしまいま した。 遺跡の森は若葉の季節。紅葉もいいけど、この季節の森はまた…

黄花二種

5月23日 ワッカ原生花園 二枚目はエゾツルキンバイ、一、三、四枚目はツルキジムシロだと思います。五 から七枚目はどちらなのかよくわかりません。葉はちがいますが花はよく似ていま す。ワッカ原生花園では生えている場所もほとんど同じなので、そのつ…

ハマハタザオ

5月23日 ワッカ原生花園 海岸草原でエゾキスゲやゼンテイカなどの派手な花に先駆けて咲く地味な花で す。花色は少しくすんだような白であまり目立ちません。ほとんどぶれることなく、 分岐もせず一本だけ垂直に伸びる茎が特徴です。この茎の様子から旗竿…

流木

5月23日 ワッカ原生花園の海岸 流氷と同じようなルートでオホーツク海を漂い、ここにだたどり着いたのでしょう か。ロシアの東部や極東地方、あるいはカムチャッカ半島で、冬季に河を閉ざして いた氷が砕けて氾濫したとき、森を削り倒木を押し流し、はる…

野のスミレ

5月23日 ワッカ原生花園&ところ遺跡の森 野に咲く小さなスミレの花を見つけると、「なにやらゆかしスミレ草」と詠んだ芭 蕉の気持ちがわかるような。そのつもりていないと見過ごしてしまいそうな小さな 花です。ワッカ原生花園では群生はほとんどなく、…

センダイハギの咲きはじめ

5月23日 ワッカ原生花園 ワッカ原生花園の華やぎの季節はセンダイハギから始まります。それまでにも タンポポ、ツルキジムシロ、スミレ、ハマハタザオなどは咲ますが、タンポポ(西洋 タンポポ)はどこにでもあり、ハマハタザオの白は少しくすみがあって目…

和琴半島の桜並木

盆栽文化さん、このような樹形は摩周湖岸にも見られます。だいたい500m以上 で風が強い地形に特徴的なのでしょうね。 5月16日 和琴半島への道 和琴半島への道標に従って国道243から北へ折れると、桜並木が目に飛び込 んできます。実際の並木はもっ…