雲陰に昇る朝日


 デジモナさん、アジサイハナショウブも色鮮やかな。
 
 能取岬は自宅より少し北で、北緯44度分09分07秒、東経144度14分06秒に位置しています。昨日の日の出は

3時39分、日没は19時06分です。自宅もだいたいそんなところですから、鹿児島より1時間半以上早く朝になる

みたいな。

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 せっかく2時起きしたのに、やはり晴れた水平線に昇る太陽は撮れません。黒くたなびく雲の付け根の陰か

ら、赤い光が生まれました。7年以上いて何度もでかけています。でもオホーツク海では、いつも雲に邪魔され

てしまいます。

 それでもこの時季の早朝ドライブは最高です。3時には空が白みはじめ、玄関に出たとたん、小鳥の大合唱が

耳に飛び込んできます。ピイピイピイピイ、ツィーツィー。うるさいくらいです。ときどきカッコーカッコーと、のどか

な声も。

 国道でも道道でも、10分以上対向車にも出会わず、覆面パトカーの心配もせずに飛ばせます。でも、ときどき

突然ライトにキジバトやヒバリの姿が浮かび上がり、フロントガラスに衝突しそうになるのにはヒヤッとしま

す。網走の街もすばやく抜けられました。窓を開くと入ってくる香りはライラックだつたでしょうか。

 海岸から50キロほど内陸に入り、小清水ハイランドで屈斜路湖の雲海を、川湯硫黄山で咲きはじめの

イソツツジの群落を、津別・町民の森で終わりがけのクリンソウを撮りました。若緑の山道を駆け抜ける2

00キロ超のドライブから帰っても、まだ10時になっていませんでした。