屈斜路湖畔にできていた氷の造形です。凍湖を渡る寒風と湧き出す温水が出会うところに、遠目では絨毯のよ
うにも見える、ざら
ざらした風景がありました。近寄ると繊維状の氷が。一つ一つの結晶の長さは3センチから5
センチほどでしょうか。
岸から湖に伸びた低い木の幹で、氷が下向きに成長していました。上に載って融けかけた雪と、降りかかる波
しぶきの共同作業かな。氷の造形にはいろいろおもしろいものがあります。綿を摘んでばらまいたような氷花
は、今年撮るチャンスがありませんでした。変化に富む氷瀑も撮りたいと思っています。その他にも、い
つか新しい発見ができるかも。