流氷迎えに沿岸氷
ゆめらじさん、昨日朝食を摂っているとき、かろうじて感じる揺れがありました。一度だけで、テレビも速報を流
たりで可能性が指摘されている大地震だと、美幌まで大きく揺れるのでしょうね。
タムラ、冬はパソコンルームの窓から外を眺めるのが楽しみです。雪さえ降っていなければ、朝は霧氷
とさまざまな色の雲が、夜は他の季節より明るい月が見えます。昼だとたまに空を行くオジロも。
手前は沿岸氷で遠いほうが流氷です。沖から近づく流氷を出迎えに岸から沿岸氷が延びて、向かい合い、波
を言葉に挨拶を交わしているみたい。流氷初日から今日までの間に、両方が合体して波がなくなるときもあった
ようです。でもわたしはその光景をまだ見ていません。昨日今日のように気温が高くなると沿岸氷はジャム状に
なり、流氷は風向きしだいで近づいたり離れたり。海の氷は日によって時刻によって、忙しく表情を変えま
す。
昨日お昼に小清水の海岸に行ったのですが、薄氷の海に氷塊がまばらに浮かび、細く白い帯がはる
か彼方に見えるだけでした。午後5時に更新された海氷速報のチャートでは、そのあたりから知床にか
けての海面が氷でほぼ埋め尽くされていました。流氷の本体が数時間で岸に到着したようです。海際に
住んでいれば、さまざまな海氷の姿をもっとまめに撮れるでしょうね。わたしは天気と体調が一致したと
きに行くだけ。
近年の流氷は、2ヶ月以上にわたってどっしりと居座るようなことがなくなりました。初日から海開けま
で、わずか半月程度の年もあったと思います。さて今年はどうなるでしょう。ところで、最後の一枚に小さ
く写っている鳥はオジロみたい。こんなに遠くても尾が白いのがわかります。