流氷初撮り


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 昨日朝10時ごろ、能取岬で流氷を初撮り。流氷初日から5日が経っています。去年は流氷初日の発表

が17日で、初撮りは18日でしたが、この日撮れたのは遠くの白い帯だけでした。今年、岬の海はもう7,8

割氷で覆われています。昨日午後5時に更新された海氷速報のチャートでは、サロマ湖北方50キロあた

りに、流氷帯中心部が迫っているみたいです。岬の海に広がっていたのは、その周辺を漂う氷塊発達

しつつある沿岸氷でしょう。たいていの方向で、両者の間にまだ海面が見えました。

 ゆっくり波が寄せる隙間がなくなり、流氷中核の圧力で氷塊が押し合って重なり合い、密につながれ

ば、大氷原が出現します。もっとも、ビジュアル的には白一色よりこのくらい青が残っているほうが面白

みがあります。陸との境目がはっきりしない氷原は、被写体として変化に乏しいような。青空の下で、18

0度の視界に広がる、氷と海の二色模様はなんとも雄大です。写真ではそれをうまく伝えられません。パ

ノラマにつないでも、この画面では狭すぎます。3Dで撮って劇場の大スクリーンで映せば、何とかなるか

な。それ以外だと、肉眼で見るしかないでしょうね。