帰ってきた白鳥


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 今日も雨。予報欄に今週いっぱいはお日さまマークがありません。産直店に豆は?と聞いたら、この天気で乾

かないから、来月になるのではないか、と。露天に野積みして乾かし、それから脱穀、えり分けの手順を経て店

に並ぶわけです。先月末からだから、ほぼ半月悪天候が連続することになります。野積みの豆やビートが腐っ

たりかびたりしたら、農家の人にはたいへんなことです。


 昨日朝ちょっと青空が出たので、すばやくお弁当をつめて近間の海と湖を一回りしてきました。まず最初が網

走湖女満別湖畔。対岸に見えた白い粒の列、望遠で覗いたら鳥です。白鳥が帰って来ていました。屈斜路湖

サロマ湖、濤沸湖など、水辺に行けば早いところでは9月半ばから、遅いところでも11月には姿が見られます。

北へ旅立つのは4月か5月。半年以上いるのだから別に珍しくもないけれど、彼らが去った後の湖畔はなんだか

物足りなくて。

 女満別湖畔は12月には凍結が始まります。白鳥社会では南下、北上する途中の中継地という位置づけなので

しょうね。ここに群れが現れるのは晩秋と融氷期です。他所より黒味が強い鳥が目立つような。育ち切っていない

幼鳥を訓練するのに適しているのかなー。対岸の大群から離れて、奥のキャンプ場がある岸辺を漂う鳥も。親が

どこかで人に餌をもらう経験をしたのでしょうか。わたしが近づいてもまったくあわてる様子はありませんでした。