屈斜路湖の湖岸に溜まった氷の破片です。背後から透けてくる陽光が断面を青
く見せています。結晶が可視光のうち波長の長い部分を吸収するのでしょうか。晴
れた日の空が青いのと同じ理屈ですが、氷の青には透明感があります。陽射しが
もっと強いと氷の青も濃くなるのですが、この日はわずかに色づく程度でした。
このところ最低気温は零下二桁の夜もあるけれど、最高気温はずっとプラスで
す。街の主要道路は路面の雪がなくなり、広くなりました。生活道路は水溜りの連
続です。まるで平年の4月前半みたい。今年は春が早いのでしょうか。