美幌川の濁り水
8月3日 美幌川河川敷
8月に上陸した最後の台風が消えてから一週間たつのに、いつもは澄んでいる
美幌川の水が、灰褐色に濁ったまま勢いよく流れていました。土手内側の階段の、
下から三分の一が渇いた泥で白くなっています。傾いだ木の先に引っかかったぼ
ろきれとともに、ここまで水面が上がった証しです。
美幌川に限って言えば、昨年10月の台風23号の方が深刻でした。水位が10
メートルを超え、氾濫警戒水位2に達し、水面が階段の上端に近づきました。今
回の水位はそれに比べればかなり低かったけれど、下水道の氾濫でトイレが使
えなくなったことで大困り。
もっとも本当に深刻なのは、これまでのような内水氾濫(堤防外の水路が溢れる)
ではなく、堤防を越えたり堤防が決壊したりする外水氾濫でしょう。もしその時の
水位が土手階段上端に等しくなれば、ウチの一階部分は水面下でしょう。家その
ものが濁流に流されることになりかねません。温暖化の効果が顕著になるのはこ
れからだから、遊水池の建設か何か、抜本的な対策がなされないとすれば、いつ