去りゆく流氷


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

                         3月4日 能取岬西側

 この日網走方向、岬の東側から見る海は6,7割が海氷に覆われていましたが、

西の能取側では流氷が沖に去り、浮氷が漂っていました。海開けが近づくとこん

な感じになります。事実この日の3日後からは、網走周辺に流氷は接岸していま

せん。昨日の速報図では、北海道沿岸で目視できるまとまった流氷帯はほとんど

なくなっています。

 沿岸から流氷が離れ出漁が始まることを海明けと言います。わたしは「開け」と

表記したいのですが、「明け」の方が多いみたいです。再び戻って接岸することが

ないと見極めてから、遡ってその年の海明けの日付が確定します。既に網走港で

の出漁は始まっています。今年の日付は3月前半のいつかということになるのでし

ょう。そうなれば、接岸初日が2月22日だったので、流氷の季節は1ヶ月続かなか

ったことになります。