流氷接岸
2月22日 網走市つくしが丘・鱒浦の海岸
今年は接岸しないまま冬が終わるのかと心配していましたが、昨日とうとう流氷
が網走の岸に達しました。お昼の少し前、何気なくテレビをつけたら天都山から撮
った網走の海が写っていて、流氷接岸初日というアナウンスが。急いで昼食を済
ませ、まず天都山流氷館の展望台へ。斜里方面は雲がかかっていてよくわかりま
せん。網走港沖には氷もあるけど海水面も。どうやら鱒浦あたりの海岸が氷原状
態らしいと見当をつけました。
海際を行く国道144が網走港を過ぎてつくしが丘下のパーキングに近づくと、海
岸が白い氷原に変わっていました。ここで撮り、さらに南下して藻琴駅まで行って
みました。そこで見たのは氷原ではなく氷塊の浮かぶ海です。戻って鱒浦海岸で
さらに撮りました。
2月22日の接岸初日は、1959年に観測が始まってから一番遅い記録になるの
だそうです。1991年が2月21日だったので、一日だけですが。さっき、昨日夕方
5時に更新された海氷速報を見てみました。流氷本体(海域の氷密度が9‐10の部
分を、わたしが勝手にこう呼んでいます)はまだ、枝幸より北の遠い沖合です。密
度7-8の流氷帯が接している海岸もわずかです。やがて本体も来るのか、接岸
がすぐに終わるのかは、風次第というところでしょうか。