小清水沖の淡い流氷


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

                        2月17日 浜小清水展望台

 16日夕方の海氷速報の図は、流氷本体を取り巻く密度の薄い周辺部が、能取

岬西側と浜小清水・斜里の海に達しているように見えました。それで昨日昼近く、

まず浜小清水の展望台へ。

 接岸はしていません。だけど肉眼でも、沖に広がる淡い白さの帯は認められま

す。望遠レンズで覗けば、いく筋もの縞模様が。蓮の葉氷や小さな砕氷が多く集ま

ったり、海水に拡散したりしてできるのでしょう。斜里から知床ウトロあたりは、濃い

霧に包まれています。

 去年は流氷初日が1月12日、接岸初日が同19日、海開けが3月3日でした。

今年、流氷初日は1月28日でしたが、今もって接岸する様子はありません。本体

は雄武、紋別あたりのはるか沖です。氷塊が密集し、巨大な一枚氷のようになっ

て岸に押し寄せる光景を、今年は見ないまま終わるのでしょうか。