エゾリス枝隠れ


 そらさん、闇から薄闇へ、そして次第に茜色が濃くなりやがて眩しい陽射しが。

その空をずっと見ていると、確かに、何か新しいことが始まるような気分になりま

す。


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                        1月2日 美幌せせらぎ公園

 崖下の斜面には雪が少なくなって、枯れ枝や枯葉が露出している場所がありま

す。そういう場所では色が似ているので、エゾリスが居てもなかなか気がつきませ

ん。カサコソ音がして、ふと見るとこの一匹が。

 一度見つければ目で跡を追うことはできます。細い低木がたくさんある藪なの

で、尻尾やお尻は見えるけれど、顔が撮れたのは4枚だけ。本人としては、眼が

木の陰になるとわたしが見えないので、わたしにも見られていないと思うようで、

じっとしています。隠れているつもり? まさに頭隠して尻隠さず。小さな頭に納ま

った頭脳では、相手の立場に立って考えることができないのかも。