サクラマスの滝のぼり
7月9日 清里町さくらの滝
も行っていますが、そのときよりは多く魚影をキャッチしています。それでも、30分
ほど佇んで30回以上シャッターを切り、鱒が入っていたのは7枚だけ。
魚が目に見えてからオートフォーカスでピントを合わせ、それからシャッターを押
したのでは、4回に1回ほども画面に捉えられません。見るー押すの神経反応に
かかる時間の問題もありますが、望遠レンズのオートフォーカスが遅いというのも
原因です。純正品のときはもっと早かったような気がするのですが。それではとマ
ニュアルでピントを合わせても、わたしの腕ではオートよりたいして早くならない
し。
解決策は思いつきました。三脚を立てレリーズをセットし、あらかじめ滝で一番多
く魚が跳ねるあたりにピントを固定しておき、肉眼で見た瞬間に指でシャッターを
押す方法です。だけどこの日すでに三脚がいっぱい並んでいて、手持ちで撮る隙
間しかありませんでした。それともう一つ、滝と魚体の明るさが違いすぎるという問
題があります。魚体を鮮明に撮りたければ、水の白を犠牲にして明度を上げてお
かなければならなかったのです。
2点とも思いついたのは家に帰って写真をパソコンで整理しているとき。次回は
早朝の観光客がいない時間に出かけて試してみましょうか。そろそろシーズンの
終わりが近いので、来年になるかもしれませんが。もっとも遡上が一番多いのは
夕方らしいので、早朝ではうまくいくかどうか。