タムラ、白い湖面にわずかに現れている氷の青は、空や海の豊かな青とは別な味
わいがあるよね。
空気中の水蒸気が昇華し、ウサギの尻尾のように丸く集まった結晶は、フロスト
フラワー(霜の花)という名前です。わたしも女満別湖畔や阿寒湖のボッケに近い
岸辺などで見たことがあります。ふんわりとした外見で、ピンポン玉くらいのかたま
りが散らばっていました。
今日の写真の氷模様もやはり昇華の結果だと思いす。こちらは棘々していま
す。名前があるとしても、フロストフラワーほどには知られていないのでしょう、わ
たしの耳には届いていません。ちょっとした凍結面の上にもできたりして、別に珍し
くもないからかな。わたしはどちらも同じくおもしろいと思うのですが。