乱舞する鷲たち
歳をとるにつれて、胸から頭にかけての白さが増していきます。その度合いによ
っては、正面から見たときの嘴の色が紛れ、顔つきがぼやけます。
両脚を伸ばしているのは、急降下して丹頂の群れに突っ込み、魚を奪い取ろうと
準備しているのだと思います。高く飛び上がると腹の下に畳み込んで、空気抵抗を
抑えるようです。
す。ここツルセンターのお魚タイムは、魚が撒かれてから10分ほどの短時間に集
中して、鷲どおしや鶴たちと奪い合いをするので、多様な姿態を観察できます。た
だ、そのときはとても敏捷に動くので、わたしの安物の道具とつたない腕では、な
かなかシャープなピントになりません。