乱舞する鷲たち その一


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 わたしが知る限りでは、鶴居村釧路市に4箇所、丹頂の給餌場があります。湿

原が雪に埋もれる冬期にトウモロコシを撒いて、一時は絶滅しかけた鶴の繁殖を

援けるものです。4箇所の中で釧路市阿寒町にある国際ツルセンターだけは、一

日一回生きた魚(ウグイ)を与えます。それを目当てに、オオワシオジロワシ、トン

ビ、カラスが集まってきます。ときには白鳥やキタキツネも。

 わたしはこれまでに3回ほど出かけています。ここ1,2年、日没が遅くなって凍結

が緩んだら出かけようと思っているうちに3月になり、魚の給餌が終わっていまし

た。今年は暖かく、昼の国道は凍結を心配せずにスピードを出せるので、明るいう

ちに帰れると思い、昨日行ってきました。

 家を出たのは11時過ぎ。100キロ以上あるので、到着は1時でした。すでに観

察場近くの駐車場は満杯です。やむをえずセンター棟前へ駐車。そこから観察場

へ行くと、柵際には三脚がびっしり並んで、割り込む余地がありません。土日を避

け、すいていると思って火曜にしたのですが、お昼頃から場所取りをして2時の魚

タイムを待たなければならなかったようです。以前より多くのカメラ好きに情報が浸

透したのでしょうね。

 仕方がないので三脚はあきらめ、後方の雪で少し高くなったところに立って2時

を待つことに。手ぶれでピントは甘めですが、たくさんの鷲が乱舞する様々な姿を

捉えられました。美幌川では撮れない姿です。今日から3日間連続でその写真を

アップします。鶴の舞姿、鶴と鷲の絡みなどは、また後日見てもらいます。