海の氷原
初めの3枚は浜小清水海岸で、残りの2枚は能取岬で撮りました。ちょうど1週間
前の土曜日です。その後は昨日まで、網走とその周辺の海岸から流氷本体は離
れていたようです。その間はずっと雪かきをしないで済む天気でした。いま外には
だいぶ積もっています。月曜日までは断続的な吹雪で、明日の積雪量はかなり多
くなるみたい。こういう天気には北西から風が吹くので、来週早々海岸に立てば、
また上の写真のような風景を望めるでしょう。
西高東低の冬型では上空に寒気が入り込むと言われます。だけどここオホーツ
ク地方の地表では、すくなくとも今年は、気圧が冬型で吹雪の日は終日、-5度か
ら氷点ほどの気温です。晴れた日の朝よりは10度か15度ほど暖かいのです。もっ
とも今年はそもそも-20度以下にまで冷え込む日が少なく、2月に入ってからも1回
だけです。それでも海が氷原になる日があるのですから、海氷の盛衰にはオホー
ツク地方の気象以外の要素もかかわっているのでしょう。