知床観光船―展望


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 知床横断道路などなかった昔、ウトロから知床岬を回って羅臼港に入る航路が

りました。一度乗船したことがあります。30代だったでしょうか。今就航している

ウトロからの大型観光船おーろら号は、知床岬まで往復するコースと硫黄山近く

で折り返すコースの二つです。岬コースは9月で終わっていたので、硫黄山コース

に乗船しました。前に知床半島海上で眺めてから40年以上経っています。

 ウトロからも羅臼からも、小いさな観光船が出ています。イルカなどの動物を見る

には、航路を自由に変えられる小型のほうがいいのですが、船の揺れに弱いと安

定のいい大型船のほうが安心です。おーろら号は冬は網走で砕氷観光船となる定

員450名の大型船。それでもこの日は波があって、船上では何かに掴まらないと

歩けない状態でした。

 1時間半の航程をほとんど全部、吹き曝しの展望デッキで過ごしました。海面の

シャチやイルカ、海岸のヒグマなど、動物を期待していたのですが、現れたのはカ

モメだけ。しかし山頂部が冠雪した山々、岸壁や洞窟、海に落ちる滝なとど、迫力

のある展望を楽しむことができました。今日の写真はその予告編です。