唐松黄葉


 デジモナさん、せっかく紅葉を訪ねたのに、残念でしたね。木々は気温などの環境に身を任せるしかない

のだから、しかたないですよね。

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 11月の田園地帯でとにかく目立つのは唐松黄葉。554万ヘクタールの北海道の森林で、約6パーセント、33

万ヘクタールほどのようです。でも、里山や防風林に植えられているので、農地の道路を走っていると、もっとず

っと多いような気がします。

 今残る田園の緑はビートと小麦です。両方とも価格面で輸入品とまったく太刀打ちできないみたい。TPP実施

後の風景はどう変わるのでしょう。放置されて荒野に還るのでしょうか。そうなれば、景観としては自然ぽくなるけ

れど、北海道人の心も荒廃するかも。

 最後の一枚で左側に写っている柵は、もうすぐ間に金属板がセットされて、吹雪き除けになります。わたしが能

取岬に行くときによく通る道道では、去年死者が出た猛吹雪の日、長時間続いた強風で柵がずいぶん破損した

そうです。年内に補強修理を終わらせようと工事が進められているのだとか。農業が廃れて自治体が貧しくなる

と、こういう生活インフラが整備されなくなるのでしょうね。