2019-03-05 峠の笹原 日記 #冬 2月9日 美幌峠 山蔭は雪が溜まってかなりの深さになるのですが、峠は尾根筋に当たるので降る端から強風に吹 き飛ばされ、笹藪の穂先までは埋まりません。能取岬の笹原も同じです。本州日本海側は湿った牡丹 雪が多いので、畑にも木の枝にも積もります。こちらでは零下二桁で降るので雪片が乾いていてほと んどくっつきません。握っても容易に雪玉にはならず、わずかな風にも舞い上がります。だから、北海 道の雪は下から降る、などとも言われます。