流氷の置き土産
そらさん、海の大きな波とその後に走る小さな波、それぞれに呼び名があるなん
て、日本語も奥が深いですね。
3月1日 能取岬
3月1日、岬下の浅海には、蓮の葉氷の間に取り残された大小の氷塊が散在し
ていました。昨日の海氷速報を見ると、北海道沿岸は水域が開いているものの、
サハリンやカムチャッカから国後・択捉まで、さまざまな密度の氷域が大きく広が
るまでは、北海道沿岸でも浮氷が漂って、海明けにはならないのでしょうね。陸で
も積もった雪が急速に高さを減らしているけれど、道路脇や公園にはまだまだ大
量の雪が残っています。本州を基準にした暦ではもう春ですが、こちらでは海から
氷が消え、陸に若草が萌えるまでは冬が終わりません。