光る氷海
タムラ、プライバシーの問題があるから、特定できる人物は写さないようにしている
のだけれど。この程度なら大丈夫かなーと。
そらさん、能取岬のような岩の海岸だと汚れないのだけれど、砂浜だとねー。
2月1日 能取岬
まだ朝8時前後だったので、太陽は南東の斜里岳方向の低い空に留まってい
ます。直射日光が届くのは凍れる海の一部だけ。岬の突端に立って、右の海面を
狙って少しずつ南側にカメラを向けると、だんだん光が強くなります。つき出した崖
に遮られ、光の帯は見えません。
この日は流氷初日の翌日で、接岸初日は3日後。沿岸氷と流氷帯の間は、ジ
ャム氷だったり薄氷だったりして、まだあまり厚くなっていません。徐々に流氷帯
が網走ーウトロ間の海岸に近づき、8日にはこの前の写真のような氷原が出来
上がりました。昨日はこの一帯全部の氷密度が10割に。だけどチャートによると、
沖は4から8割で、この前の写真のような厚い氷が、サハリンから国後・択捉まで
の海を広く覆っているのではありません。橇や徒歩でロシア領まで渡ることはでき
ないでしょうね。