1月30日 能取岬
朝9時を過ぎると気嵐が沖に退き、青空が広がりました。そうなれば流氷帯を確
認できます。北西の常呂方面から伸びて、岬の真北の沖で細くなって終わってい
ます。根元の方はいく筋かに広がって幅もありますが、白色が薄いので、氷はあま
り厚くないようです。海氷情報センターの写真(26日枝幸沖)では、小さな破片や蓮
の葉氷の集まりでした。
昨日夕方の海氷速報では先端が知床半島ウトロのはるか沖に達しています。北
風が吹けば、接岸初日がが報じられるかもしれません。だけど、密度が十分に高い
流氷本体はまだ樺太南端近くです。近日中に接岸があるにしても、海水面が残る
風景になりそうです。今年は視界いっぱいの大氷原が見られるかどうか。