1月1日 駒生橋
街灯のあるところが街で、ないところが郊外とすれば、ここは郊外が始まる場
所。振り返ればオレンジ色の光と家々が点々と連なり、その先にスキー場のある
小山が黒く見えています。この間6キロほとどは住宅地です。
の境界となる美幌峠は、その中間の方向です。こちらは田園地帯。いま藻琴山の
南東山裾が、地平線の下から照らされて明るさを増しています。太陽がもっと右上
方に移動し、頂上近くの稜線に姿を現すのが美幌の初日の出です。この日その瞬
間、雲が太陽の輪郭をあいまいにしていました。美幌峠からはくっきり見えたそう
です。