秋色の兆
わたしはまだ見たことがありませんが、八月下旬には大雪山旭岳の姿見平でチ
ングルマの草紅葉が色付きはじめるのだそうです。それより標高の低い摩周湖の
崖上や釧路湿原温根内の遊歩道の周りでは、ほんの一部で秋を先取りする赤や
黄色が見られました。ウチの庭でもカエデの枝先で葉が色を変え始めています。
全体が色付くのは10月末から。秋色の始まりを告げているというより、1,2か月先
の本格的な彩を予め思い出させるのがその役割なのでしょう。
8月後半の美幌アメダスの記録を平年と比べると、降水量が53%、日照時間が
67%、積算気温が85%です。6月の不順もあって、庭のキュウリは栽培を始めて
以後最低のできです。いつもなら一斗樽の3分の2ほど塩漬けができるのに、今年
は底にわずか。やむをえず何度か店で買ってようやく3分の1ほどまでにしました。
冬は高値になりますからね。トマトも、ミニはそれなりですが、普通のはピンポン玉
やゴルフボールほどのものしか収穫できていません。それも合計で10個ほど。大
根やホーレンソウ・リーフレタス・白菜といった葉物は順調です。大根は食べきれな
いので、越冬用の沢庵漬けに挑戦してみましょうか。