かすむ湖


 サイタマンさん、25年前になりますが、狩猟採取するヘア・インデイアン(カナダ)

のくらしについての報告が出版されました。それによると、彼らは生業の関係で夫

の別居期間が長く、その間ともに別な異性と同居するのだそうです。当然子が

できることもあります。すると夫が、妻の産んだ子を自分の子として受け容れるの

とか。女性が性的に抑圧されていない社会では、これがあたりまえなのかも。

 女性は長い間子どもを胎内で育て、苦痛に耐えて出産します。男は精子を提供

しただけ。なら、養育を分担することで父になるのが、自然なような気がします。雄

が養育に関わらないチンパンジーは、父子関係が認められないようです。

 日本でも昭和初期まで、祭りの日には婚外性交が大目に見られたり、夜這いの

習慣が残っていたりする地域があったようです。そのときできた子どもにも、同じ原

則が適用されたのでしょうね。
 

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 夏の下界が晴れている早朝、屈斜路湖外輪山の高所に行けば、たいてい雲海

見ることができます。晩秋になると早い時間は凍結が怖いので、陽が高くなって

ら出かけます。それでもこんな風景です。暖かい季節とちがい、空中の水滴が

かなか蒸発しないのでしょう。