郷土博物館の海獣
サイタマンさん、大型多細胞生物の時代が始まって6億年弱。その間大規模な種
の絶滅が5回あったけれど、現在そのどれより急速に生物種が減少しているそうで
す。
網走市郷土博物館は、80年ほど前に建てられた、落ち着いた建物です。考古
学資料の展示もありますが、海獣・陸獣・鳥・魚など動物の剥製が圧巻です。写
真はその中から海獣だけを。
オットセイは巨大なオスに比べ、メスがいかにも小さく見えます。道内の動物園
や水族館にはたいていアザラシがいますが、縞模様のクラカケアザラシは見た記
憶がありません。ここにあるのは剥製ですが、りっぱな模様です。親のおなかの上
で小さな貝を抱えたラッコの赤ちゃんが面白い。トドは思ったより小さいですね。
ここは建物、剥製、土器類だけでなく、収蔵されている花の写真集もいいですよ。
休憩室で、外の景色を見ながらページをめくっていると、いつの間にか時間が過ぎ
てしまいます。