薄緑色の海氷


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 大雪の日に北よりの風が吹いてからずっと、サロマ湖から知床岬までの海岸を埋め尽くしていた海氷も、次第

に東に移動し、西から順に海水面も見られるようになっているようです。そろそろ流氷の季節が終わろうとしている

のでしょう。

 写真は、180度の視界がすべて氷原になる前に、能取岬から見えていた氷海です。どの方向でも、海水面と

氷の面が層をなしています。でも層の数は方向で違います。今日のテーマは、氷塊が集まつた岸続きの一帯と

次の氷塊が多い層の間にある、うす緑色の部分です。

 完全な海水面ではないようです。薄い氷が張っているのだと思います。方向によって、その中に点在する氷塊

の量が違います。水が青の、その中に浮遊するプランクトンが白の源で、混ざり合って白っぽい緑色に見えてい

る、というのがわたしの想像です。