薄日射すサロマ湖

　デジモナさん、美幌の西隣、北見市は去年より1ヶ月早く初雪が来たようです。東隣のオホーツク海に面した網

走市は、冬の気温が北見より3，4度高くなります。昨日も雪は降りませんでした。だから赤いサルビアと白い雪

の風景は見られなかったと思います。美幌は両市の中間の気温で、昨日も今日も1度台まで下がったものの、

零下にはならず、雪も見ていません。

　オホーツク国道から分かれ、うねる幌岩山の砂利道を登り詰めたところに、サロマ湖展望台の駐車場がありま

す。ここから展望台までは徒歩です。三歳になったばかりの下の孫が自力で登ってくれるか心配しましたが、階

段になっていたので何とか。息子夫婦は「熊出没注意」に驚いていたようですが、こちらではあちこちの森の入り

口によくある文句です。

　展望台から見えるサロマ湖の水面は流れる雲の影が映り、白っぽいところと黒っぽいところがどんどん入れ

替わっていました。岸辺の一画が明るくなったかと思うと、さっと陰ります。オホーツク海とサロマ湖を区切る細

長い砂洲にも、陽が射すところと雲の下になるところが。最後の一枚で、砂洲の外の海を右から左に走る白い

ものは、波ではなく漁船のようです。今だと鮭漁でしょうか。